地下工事用語集

  • 圧縮強度試験

    あっしゅくきょうどしけん

    供試体を押しつぶす強さ(圧縮強度)とひずみ量の関係を測定する試験のこと。

  • アロンソイル/A剤・B剤

    あろんそいる/えーざい・びーざい

    ECO-MW工法の専用添加剤。A・B剤の併用によりセメントや土粒子に対し、高い分散性とソイルセメントの流動性を保持できる材料。

  • アロンソイル/NEO-e剤

    あろんそいる/ねおいーざい

    アロンソイルの添加剤のうち、従来のB剤に代わりに開発された添加剤。ソイルセメントの流動性を従来より長時間保持できる効果がある。

  • ウォータージェット工法

    うぉーたーじぇっとこうほう

    極めて高い圧力をかけた水を噴出することによって、対象物を水くさび作用で破壊・粉砕・切断などを行う工法。

  • ウォータージェット併用圧入工法

    うぉーたーじぇっとへいようあつにゅうこうほう

    鋼管杭や鋼矢板の先端近傍に取付けたジェットノズルから高圧水を噴出させ、部材先端付近の土粒子の移動を容易にすると共に、噴流水により杭の周面摩擦を低減させながら圧入する工法。

  • オールケーシング工法

    おーるけーしんぐこうほう

    場所打ち杭工法の1つ。全旋回掘削機にて超硬チップが先端に取付けられたケーシングを全深度回転させながら地山を掘削する工法。

  • 汚染土壌対策工法

    おせんどじょうたいさくこうほう

    人の健康被害を防止するため、揮発性有機化合物(ベンゼン)、重金属(水銀、砒素)、農薬などの特定有害物質が含まれている土壌を、入換えや封じ込めなどにより摂取経路を遮断する各種の対策工法。

  • 親杭横矢板工法

    おやぐいよこやいたこうほう

    適切な間隔で地中に杭(親杭)を打ち込み、掘削しながら親杭の間に横矢板とよばれる木製の部材をはめ込んだ山留め壁工法で止水性はない。

  • 既製杭

    きせいぐい

    工場などであらかじめ製作される杭の総称。杭の材質により、コンクリート杭・鋼管杭などがある。

  • 既製コンクリート杭

    きせいこんくりーとぐい

    コンクリート製の既製杭のこと。PHC杭、SC杭、PRC杭などの種類がある。施工方法には、打ち込み杭工法・中堀り杭工法・プレボーリング杭工法などがある。

  • 基礎

    きそ

    上部構造からの荷重を地盤に伝えるために設ける構造部材の総称。

  • 杭基礎

    くいきそ

    地中深くの良質な地盤まで打設された支持杭や地盤の摩擦抵抗で支持される摩擦杭で上部構造からの荷重を支持する基礎形式。

  • 鋼管杭

    こうかんぐい

    鋼製の既製杭のこと。

  • 鋼管矢板

    こうかんやいた

    鋼管本体に継手を取り付けた構造部材で土留め壁、護岸、鋼管矢板基礎などの部材として利用される。使用条件または本体構成によっては一部に継手の付かないものもある。継手形状には、P-P型・L-T型・P-T型の3種類がある。

    鋼管矢板
  • 鋼管矢板基礎(鋼管矢板井筒基礎)

    こうかんやいたきそ(こうかんやいたいづつきそ)

    P-P型継手の鋼管矢板を円形・矩形・小判形などの井筒形状に支持層まで設置し、鋼管矢板の継手管内をモルタルで充填して、その頭部を頂版(フーチング)により剛結合し一体化した基礎。

  • 鋼矢板工法

    こうやいたこうほう

    鋼矢板とよばれる継手のある鋼製部材を相互にかみ合わせながら打ち込み、連続した山留め壁を構築する山留め壁工法で止水性がある。

  • サウンデイング

    さうんでぃんぐ

    直接コーンなどを対象地盤に貫入して貫入抵抗を求める原位置試験。原位置の拘束圧の下で試験が実施できる点が最大の長所。

  • 三点式杭打機

    さんてんしきくいうちき

    クローラ型ベースマシンに、1本のリーダーと2本のステーにより、3点で支持される構造を持つ杭打機。リーダーに各種工法に対応した減速機・フロントアタッチメントを取付けることで、多様な工法に利用される。

  • サンドフィラー

    さんどふぃらー

    砂をスラリー状に流動化させることで、砂の水締め充填では困難な空隙部分にも充填することを可能にした空洞充填材。充填されたサンドフィラーは、数日で流動性が消失して透水性が回復し、地下水の流動を阻害しない特長がある。

  • 支持層

    しじそう

    構造物などを支持する地盤や地層のこと。

  • 止水壁

    しすいへき

    地下水の流出を防止するために地中に設ける壁のこと。

  • 室内配合試験

    しつないはいごうしけん

    所要品質の確保や確認のために現場施工前に実施する配合試験のこと。現場の施工対象土を用いて強度や透水係数などの品質基準や施工性を満足する固化材・添加剤・水量などの選定や配合を決定するために事前に室内で行う試験。

  • 地盤改良工法

    じばんかいりょうこうほう

    構造物の基礎地盤や土構造物に用いる土を対象構造物に必要な性状(強度)に改良する工法。

  • 遮水壁

    しゃすいへき

    地下水や汚染水などの流れをせき止め、廃棄物などの汚染物質を一般環境から隔離する目的で地中に設ける壁のこと。

  • 深礎工法

    しんそこうほう

    場所打ち杭工法のひとつ。鋼製ライナープレートなどで孔壁の土留めを行いながら、掘削排土を人力または機械を併用して所定深度まで掘削した後、鉄筋かごを建込みあるいは孔内で鉄筋を組み立て、コンクリートを打設して杭体を築造する工法。

  • 水平多軸回転式掘削機

    すいへいたじくかいてんしきくっさくき

    地中連続壁で使用する掘削機で、掘削機は水平軸のドラムカッターで掘り崩した土砂を内蔵のサンドポンプで安定液と共に地上まで排出する機構を備える。アジャスタブルガイドにより、前後左右の掘削姿勢制御が可能。連続掘削が可能のため大深度施工に適している。

  • セメント系懸濁液

    せめんとけいけんだくえき

    セメント・水・添加剤などを混合したスラリーのこと。セメントの種類は、普通セメント・高炉セメントなどがある。水については通常は水道水を使用する。添加剤にはベントナイト・増粘剤・遅延剤などがある。

  • ソイルセメント

    そいるせめんと

    土砂とセメント系懸濁液を混合撹拌したもの。

  • ソイルセメント地中壁工法

    そいるせめんとちちゅうへきこうほう

    原位置土とセメント系懸濁液を混合攪拌したソイルセメントを用いて遮水性のある地中壁を造成する工法。原位置撹拌方式と置換方式に大別される。

  • 単独圧入工法(鋼管圧入工法)

    たんどくあつにゅうこうほう(こうかんあつにゅうこうほう)

    地中に圧入された鋼矢板や鋼管杭(完成杭)を圧入機でつかみ、その完成杭の引抜き抵抗を反力にして、静荷重で杭を押し込む(圧入する)工法。

  • 地下ダム

    ちかだむ

    地中に遮水壁を造成して地下水を溜め、農業用水などを確保することを目的とした施設のこと。

  • 地中障害物撤去工法

    ちちゅうしょうがいぶつてっきょこうほう

    地中に残されているインフラ設備、構造物の基礎・壁・杭などの地中障害物を撤去する工法の総称。

  • 中間ソイル

    ちゅうかんそいる

    ソイルセメント地中壁の芯材部材間のソイルセメント部分のこと。芯材と同様に土圧・水圧が作用するため、それに対抗できる断面力を必要とする。

  • 柱状図

    ちゅうじょうず

    ボーリング調査結果で得られた情報を提供する図。地点情報、掘削情報、孔内水位、ボーリングコア観察結果や標準貫入試験、孔内水平載荷試験、弾性波速度検層(PS検層)、ルジオン試験などの原位置試験のほか、基礎的かつ重要な地質情報が図示されている。

  • 柱列式連続壁

    ちゅうれつしきれんぞくへき

    山留め壁(土留め壁)の平面形状が柱列状の地中連続壁のこと。代表的な工法として、SMW工法やECO-MW工法がある。

  • 直接基礎

    ちょくせつきそ

    地盤を比較的浅く広く掘削してフーチングなどを構築し、上部構造からの荷重を直接良質な支持層に伝える基礎形式。

  • 土の一軸圧縮試験(JISA1216)

    つちのいちじくあっしゅくしけん

    材料の圧縮強度や変形特性を測定する試験のこと。材料品質や出来形品質が所要の規格を満たしているかどうかを確認するために行う。

  • 等厚式連続壁

    とうあつしきれんぞくへき

    山留め壁(土留め壁)の平面形状が等厚状の地中連続壁のこと。代表的な工法として、TRD工法やRC連壁工法がある。

  • 透水係数

    とうすいけいすう

    土中の間隙水(自由水)の移動のしやすさ(流れやすさ)を示す係数。一般的に、粘土・粘性土層は透水係数が低く、砂や砂礫層の透水係数は高い。

  • 透水層

    とうすいそう

    透水性のよい地層すなわち滞水層となりうる、水を通しやすい地層。一般に礫(れき)層、砂礫層、砂層などを指す。

  • 特殊SMW機

    とくしゅえすえむだぶりゅうき

    SMW工事における空頭制限下での施工対応可能な機械。高さ制限に応じた施工機種がある。

  • 土留め

    どどめ

    建築分野での山留めと同義。土留めは土木用語。

  • 土留め壁

    どどめへき

    建築分野での山留め壁と同義。土留め壁は土木用語。

  • ドリリングプレス工法

    どりりんぐぷれすこうほう

    鋼管矢板中掘工法のひとつ。特殊アースオーガー(懸垂式)を用いた中堀りにより地盤をほぐし、鋼管矢板圧入機(鋼管パイラー)と連動させ、鋼管矢板を硬質地盤に圧入する工法。当社が独自開発した工法。

    ドリリングプレス工法

  • 根入れ(根入れ深さ)

    ねいれ(ねいれふかさ)

    杭・基礎・擁壁などの地中に埋設された部分のこと。

  • バケット式掘削機

    ばけっとしきくっさくき

    地中連続壁で使用する掘削機で、主にMHL・MEHなどの機種がある。油圧バケットの開閉で地山を直接つかんで土砂を地上まで排出する。直接地山をつかみとることが出来るため、水平多軸回転式掘削機と比べて玉石地盤への適応性に優れる。

  • 場所打ち杭

    ばしょうちくい

    地盤に削孔された孔内に鉄筋かご・H鋼・鋼管などを挿入し、コンクリートやモルタルなどの充填材を打ち込むことによって現場で造成する杭。

  • 標準貫入試験

    ひょうじゅんかんにゅうしけん

    ボーリング孔内で行うサウンデイングの一種。測定位置まで掘削した後、質量63.5kgのハンマーを高さ760mmの高さからアンビルに落下させて SPT サンプラーを打ち込む原位置試験。

  • フーチング

    ふーちんぐ

    基礎構造の一部。躯体の柱または壁を支え、地盤または基礎へ荷重を伝える版状の構造物部分のこと。

  • フーチング基礎

    ふーちんぐきそ

    フーチング構造を用いた直接基礎形式。

  • 不透水層

    ふとうすいそう

    地層中のすきまが小さく水を通しにくい(透水性のよくない)地層や岩盤のこと。透水性の小さい難透水層(未固結の粘土やシルト層など)、透水性のきわめて小さい非透水層(固結した割れ目のない岩盤など)に区分される。

  • フレックスエコウォール工法

    ふれっくすえこうぉーるこうほう

    天然由来の粘土鉱物を主材料とする粘土型鉛直遮水壁工法。巨大地震の大きな揺れに対しても周辺地盤に追随する柔軟性と遮水性に優れた耐震性の高い機能をもつ工法。

    フレックスエコウォール工法
  • 無配管ケーシング引抜工法

    むはいかんけーしんぐひきぬきこうほう

    ベースマシンのリーダに装着したケーシングチューブを、撤去するソイルセメント地中壁の芯材に被せ、回転切削により造成されたソイルセメントと芯材の縁を切って芯材を撤去する工法。

  • 山留め

    やまどめ

    掘削にあたって周辺地盤の崩壊を防止すること。またはそのために設けられる構造物。山留めは建築分野で使用される用語で、土木分野で使用される土留めと同義。

  • 山留め壁

    やまどめへき

    山留めのために掘削部周囲に設け、土圧・水圧を直接受ける壁状の構造物。山留め壁は建築用語で、土木分野での土留め壁と同義。

  • リバース工法

    りばーすこうほう

    場所打ち杭工法のひとつ。ドリルパイプ先端のビットを回転させて掘削し、ドリルパイプ先端から泥水と共にサクションポンプで土砂を吸上げるリバース式掘削工法。

  • 流動化処理土

    りゅうどうかしょりど

    建設発生土と調整泥水及び固化材を混合した材料。地盤や土構造物としての設計目的に合致し得る所要の工学的性質が得られる流動性を持つ。

  • ロータリープレス工法

    ろーたりーぷれすこうほう

    鋼管回転圧入工法のひとつ。鋼管先端に専用掘削用ビットを取り付け、鋼管を回転させながら鋼管圧入機(鋼管パイラー)で圧入する工法。当社が独自開発した工法。

    ロータリープレス工法
  • ロストル_S 工法

    ろすとる_えすこうほう

    SMW施工機のフロントアタッチメントの組替えで障害撤去が可能な自社開発工法。

  • ロックオーガ工法

    ろっくおーがこうほう

    三点杭打機などに装着した二軸同軸式と呼ばれるアースオーガーで、内側にスクリュー、外側にケーシングを装備し、互いが逆回転して掘削する工法。

A

  • ADAM-System

    あだむしすてむ

    SMW工法などの多軸スクリューの削孔精度をリアルタイムに確認できる施工管理システム。大深度削孔、特殊地盤、地下ダムなど高い品質性能の要求がある場合に使用される。常時計測が可能なため削孔を中断することなく連続的にリアルタイムな精度管理が可能。

B

  • BH(Boring Hole)工法

    びーえっち(ぼーりんぐほーる)こうほう

    ボーリングマシンを使用し、ボーリングロッドの先端に取り付けたビットを回転させ、正循環で掘削する工法。

  • BG工法

    びーじーこうほう

    ベースマシンにリーダーと高トルク駆動のロータリドライブを装着した自走式多目的油圧掘削機を用いて施工する工法の総称。ツールスを取り替えることで、場所打ち杭や障害撤去など多工種に対応できる。境界との離隔が少なくても施工可能。

C

  • CRM工法

    しーあーるえむこうほう

    掘削土にセメントミルクを添加混合攪拌し、ソイルセメント(再資源)として溝内に打設し壁体を構築する工法。ソイルセメントは現場に設置する専用プラントで製造する。

    CRM工法
  • CCC工法

    しーしーしーこうほう

    杭打機に装備したチェーンコンベアカッターにより、地中を鉛直方向に掘削しながら、土砂とセメント系懸濁液を混合攪拌し等厚のソイルセメント地中壁を造成する工法。

D

  • DIM工法

    でぃーあいえむこうほう

    特殊鉄粉を直接地中に混合し、原位置での酸化還元反応によりVOCによる汚染土壌を急速浄化する工法。同和鉱業(株)、エコシステム エンジニアリング(株)との3社共同開発技術。

E

  • ECO-MW工法

    えこえむだぶりゅうこうほう

    アロンソイル(A剤・B剤)を添加したセメント系懸濁液を用いることでセメント系懸濁液の注入量を抑制し、産業廃棄物である泥土発生量を大幅に低減するカーボンニュートラルなソイルセメント地中壁工法。

    ECO-MW工法

M

  • MPD

    えむぴーでぃー

    TBH工法の機動性を高めたクローラタイプの施工機械。従来のTBH機と比べ、機動性・削孔トルク・掘削効率が高い。MPD-25やMPD-45のほか、独自開発のMPD-45Rがある。

N

  • NSエコパイル工法

    えぬえすえこぱいるこうほう

    杭先端部に螺旋状の羽根を取り付けた開端鋼管杭に、回転力を与えることにより施工を行う回転圧入鋼管杭工法。

    NSエコパイル工法
  • N値

    えぬち

    標準貫入試験によって得られる地盤の工学的性質。SPTサンプラーを300mm打ち込むのに必要な打撃回数。一般的に、固い締まった地盤ほどN値は高くなる。

  • NEO-e工法

    ねおいーこうほう

    ECO-MW工法の改良型工法。アロンソイルA剤とNEO-e剤を用いてセメント系懸濁液の注入量を制御し発生泥土を低減させる。ソイルセメントの流動性と硬化時間をコントロールできるため、大深度山留め施工での長尺芯材の挿入性や精度が向上する。

P

  • PRB工法

    ぴーあーるびーこうほう

    汚染地下水の下流側に透過性の反応壁(PRB)を設置し、汚染地下水が自然流速により反応壁内を通過することでVOCを分解浄化させる工法。DIM工法と同じ3社共同開発。

  • PG工法(杭先端パワーチャッキング工法)

    ぴーじーこうほう(くいせんたんぱわーちゃっきんぐこうほう)

    杭抜き時の埋め戻し不良が解消できる既存杭引抜き工法。ケーシング削孔しながら地盤と既存杭の縁切りを行い、チャッキング機構によりケーシング内に杭を取込保持しながら、ケーシングと共に杭を引上げる。専用の管理装置による埋戻し時の注入管理が可能な工法。

R

  • RC地中連続壁

    あーるしーちちゅうれんぞくへき

    安定液を用いて掘削した掘削溝に鉄筋かごを挿入し、コンクリートを打設して地中に連続した鉄筋コンクリート壁を構築する工法。地盤の適用範囲が広く高精度で大深度掘削も可能。掘削機の種別として、水平多軸回転式掘削機やバケット式掘削機がある。

  • RASコラム工法

    らすこらむこうほう

    三点式杭打機に装着した削孔撹拌ヘッドと撹拌翼が分離した正逆回転機構を持った地盤改良工法。原位置地盤とスラリー状の固化材を機械的に混合撹拌して大口径の改良体が造成できる深層混合処理工法のひとつ。

S

  • SMW工法

    えすえむだぶりゅうこうほう

    多軸オーガスクリューにより土砂とセメント系懸濁液を混合攪拌しながら造成するソイルセメント地中壁工法。遮水壁や山留め壁(土留め壁)として利用される柱列式連続壁の代表的な工法。

    SMW工法
  • STマイクロパイル工法

    えすてぃーまいくろぱいるこうほう

    地中に打設した節突起加工を設けた高張力鋼管の周囲にセメントグラウトを加圧注入し、支持力性能を高めた小口径場所打ち杭工法。

  • SATT工法(透し堀り連続壁工法)

    さっとこうほう(すかしぼりれんぞくへきこうほう)

    地下埋設物などを移設せずに埋設物直下に地中連続壁を構築する工法。

    SATT工法(透し堀り連続壁工法)
  • SKT(スカット)工法

    すかっとこうほう

    ラフタークレーンのブーム先端に、直接アースオーガを取り付けたリーダーレスのオーガスクリューで地盤を削孔する工法。リーダーレスにすることにより段差のある場所、空頭制限などの制限のある条件での施工が可能。

T

  • TRD工法

    てぃーあーるでぃーこうほう

    地中に建て込んだチェーンソー型のカッターポストをベースマシンと接続し、横方向に移動させて溝の掘削と固化液の注入、原位置土との混合撹拌を行って地中に連続した等厚式のソイルセメント地中壁を造成する工法。

  • TBH工法(トップドライブリバース工法)

    てぃーびーえっちこうほう(とっぷどらいぶりばーすこうほう)

    場所打ち杭工法の1つ。トップドライブ方式によりロッドを回転させて先端ビットで掘削し、ビット先端から安定液と共にサクションポンプにより土砂を吸上げるリバース式掘削工法。

    TBH工法(トップドライブリバース工法)

V

  • V.O.C(揮発性有機化合物)汚染土壌

    ぶいおーしー(きはつせいゆうきかごうぶつ)おせんどじょう

    テトラクロロエチレン、トリクロロエチレンなどの揮発性有機化合物で汚染された土壌。VOCは土壌中で分解されにくく、ベンゼンを除くと比重が水よりも重く長期にわたり土壌や地下水中に残留する。

W

  • WILL工法(スラリー揺動攪拌工法)

    うぃるこうほう(すらりーようどうかくはんこうほう)

    バックホウタイプのベースマシンの先端に取付けた特殊な攪拌翼により、スラリー状の固化材や改良材を注入しながら、固化材と原位置土を強制的に混合攪拌して安定した改良体を形成する中層混合処理工法のひとつ。