社員インタビュー

技術設計職

長年の実績とノウハウをもとに
一つ一つの現場に合わせた
最適な工法を提案

工事の計画や設計を担うプロフェッショナル

I.M | 入社17年目

大学工学部卒。入社後、大阪で約7年施工管理職を経験し技術設計職に異動。2016年リーダーに、入社14年目にマネージャーに昇格。2021年に東京に転勤。東京で技術設計職としてさらに仕事の幅を広げている。趣味は読書、お酒を飲むこと。2児のパパ。

Q1 今担当している主な業務や仕事の流れは?

「実績とノウハウがあるからトラブルを回避することができる」

工事の計画や図面の作成、施工に必要な山留計算などの技術と呼ばれる仕事です。
仕事としては、現場にどう壁を造るかという設計や、現場がうまく回るような機械の配置、機械を現場に搬入する順番などについても考えます。

見えない場所のことなので、知らなければどうでもいいと軽く考えてしまうかもしれませんが、それでは事故が起こります。場所によって土も違いますし、必要な工法も変わってきます。安全に仕事ができる最適な工法を選んで設計しています。

Q2 入社の動機と入社後の会社の印象は?

「現場でなぜそうなっているのかを知りたくなった」

学校の求人票の一番上に成幸利根があったので、それで採用試験を受けたら受かりました。それもあって成幸利根がどんな会社かというイメージはありませんでしたが、土木の建設会社なので、汚くてキツイのではないかという想像はしていました。入社してみると、大変なことは多々ありましたが、協力会社の方々や当社の管理者・エキスパート社員とチームで施工するのがすごく楽しかったですね。話しやすい雰囲気がありましたし、聞けば何でも応えてくれるので、とてもやりやすかったです。

設計に興味を持ったのは、現場で管理者をしていた時に「同じ壁を造るのに場所によって深さが違うのは何故なんだろう、何故こんな違いが出るのだろう」と、いろいろな疑問が湧いてきて知りたいと思ったことがきっかけです。そんな時に先輩から「上司に技術をやってみたいと相談したらいいよ」とアドバイスを受けて上司に相談したところ、工事部から技術部へ異動となり、そこから勉強していろいろ教えてもらいながら今に至るという感じです。

Q3 仕事のなかで印象に残っていることは?

「掘ってみないと出来、不出来が分からない」

皆さんはきっと基礎工事の壁というと穴を掘ったところに壁を造ることを想像すると思いますが、当社の仕事は穴を掘る前に壁を作ってからその内側を掘って、外側の土が崩れないようにする壁を作ります。その壁は内側の土を掘ってみないと出来不出来がわからないので、掘ってみて綺麗な壁ができているのを見た時は「自分の仕事がかたちになったなあ」と実感しますし、充実感がありますね。

当社が他の会社と違うところは地下工事の技術力やノウハウだと思いますね。
成幸利根にしかできない仕事、それは実績とノウハウがあるからこそで、現場のトラブルを回避することに繋がっています。例えば、今までの経験からココは気を付けなければならないとか、この地域の地盤はちょっと危ないとか施工前にいろいろな検討をしますね。目では見えない土の中の事なので、施工してみないとわからない、当社の持っている機械をはじめ膨大な経験と実績がノウハウとして蓄積されていることが、お客様からの信頼につながっていると思います。

Q4 これからやってみたい仕事、チャレンジしてみたいことは?

「イメージしづらいものをわかりやすく見せられるように」

自分が所属する技術部は、図面を起こすだけではなく資料やイメージも作成します。
何もない状態で、大きな機械で施工することをイメージするのはとても難しいです。そのイメージをお客様や当社の工事部員にわかりやすく伝わるような図面や資料の作成を心掛けていますが、従来の平面図面では伝わりにくい点が多々ありました。そこで、よりイメージしやすい図面作成のため3DCADを導入することになりました。図面が3Dになれば立体的に現場のイメージがつかめますから、より理解していただけると思っています。3DCADの導入により覚えることも多くて大変ですが、こうした技術も積極的に取り入れていきたいですね。

Q5 これから成幸利根に入ってくる人たちへのメッセージを

「凡事徹底、小さなことからコツコツと」

以前に社長も仰っていた言葉だと思いますが「凡事徹底」という言葉は、自分も普段から意識して仕事をしています。言葉の意味は「当たり前のことをきっちり、コツコツとやっていく」ということです。小さなことからコツコツと、ですね。

あとは、成幸利根は「出る杭は打ちません」という所があるので、思ったことは積極的にやっていいと思います。自分もそうでしたが、やってみたいと思ったことは先輩や会社に相談してみることが大切だと思います。現場でも指示を待つだけではなく自分で考えて、先輩や上司に「どうですか?」と相談してみる。聞けば皆さんちゃんと応えてくれますから。

(2023年12月取材当時)

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